[when I was little girl]

小さい頃からいつも家でモノづくりをしていた私は、
いつか芸術家になろうと思っていました。
モノを制作することは私にとって自分探しの旅そのもので、
完成した時は、その長い旅から帰ってきたような達成感があります。
家の中のモノを解体して、また新たに違うものを作りだしたり、
土手へ行って面白い形の石を探してはその上に絵を描いたり…。
手芸屋さんへ行ったらもう宝物でいっぱい!
気に入ったフェルトや布があると、ジーッと見つめて「何を作ろう?」
とイメージをしながら何時間でもお店をウロウロしていました。
小学校へ行っても学校が終わると同時にまっすぐ家へ帰って
何を作ろうかといつも悩み、そして制作に没頭する毎日…。
いいアイデアが浮かばなくなると図書館へも行き、
素敵な本(作品)に出会うまで通った…。

既にその頃の私にとって、創作する事は、人間が呼吸する様に
しなくてはならない必要な行為に変わっていました。

幼い頃は身近にある材料を使って新たに作り出す制作過程も、
そのうち、作品を構成する素材自体を研究するようになり、
いつしか「表現とは?」「芸術とは?」「自由とは?」…
私自身の「想い」を作品へ転写/表現する事を学んでいったのです。

そして……、今から8年前のパラフィンとの出会いが
今日の創作活動に繋がりました。
最初は、部屋中に集まったキャンドルを友人や知人へ見せて、
プレゼントしていたのですが、
もっと大勢の方に知ってもらいたいという気持ちに変わってゆきました。